保険について>社会保険料を節約する方法

社会保険は厚生年金と健康保険とに分かれており、
保険料に関しては厚生年金が毎年引き上げられています。
さらには近い将来で健康保険料も引き上げが行われる
と考えられており、仮に両方とも引き上げられた
場合に事業主の負担はおよそ１８％になるといわれています。
今後の課題として、事業主は負担をどれだけ少なく
するかが鍵になってきそうです。
実際、節約するにはどのようにすればいいのでしょうか。

一つは退職を月末にしないように避けましょう。
その理由は会社に１日でも在籍したら保険料が
１か月分ほど必要となる点です。
退職日の翌日が資格喪失日になるため、退職が
月末だと翌月の１日まで在籍したことになります。
したがって、保険料を１か月分多く納めなくて
はならないのです。
二つ目に４月〜６月までの賃金額で保険料の
定時決定は行われるので、この時期の昇給をはずしましょう。

こうすることで、保険料を節約することができます。
さらに、この時期は残業をあまりしないように
して残業代も極力減らしましょう。
他では被保険者になれない人（契約社員など）の
登用や、常勤の役員を非常勤に切り替えるなど
して節約できます。
さらには厚生年金の保険料について高齢者を雇用
することで節約できます。